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『知床の冒険』『THE LIMIT』サウンドトラックCD話② [another]



映画『THE LIMIT』
この予告で流れている曲は「単独の冬」といいます。
声だけで構成しました。

単独というワードは一つの個体として独りで行動するヒグマの事をそう呼ぶのだそう。監督に教えていただきそのままこのタイトルになりました。
タイトルが決まるまでは通称「マリア」とこの曲を呼んでいました。無意識は恐ろしく的を得ているのかもしれないと今手がける別の曲とリンクし当時の感覚を思い出しました。

映画『THE LIMIT』は全編音楽を担当
どの曲もただ浮かぶのを待ち浮かぶのを待ち形にしました。
特にこの曲は浮かんだまま独りで声を重ねて5〜10分ほどで今の形になった曲です。同じメロディも和音も二度はでません。
言葉は見つかりませんが、消えることのない遺志と遺るもの…を、残像のような情景の中で気づいたらできた。そんな感覚を思い出します。

一線を越える時、守れるものはひとつだけ。

平行線の信念から消えない争い
罰則がなければ終わらない犠牲

命と引き換えに託されたこととは。


知床自然センターMEGAスクリーンKINETOKO
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映画『知床の冒険』『THE LIMIT』サウンドトラックCD
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